Effugere non potes necessitates, potes vincere.

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「エッフゲレ・ノーン・ポテス・ネケッシターテース・ポテス・ウィンケレ」と読みます。
effugereは「逃れる」を意味する第3変化動詞effugiō,-ere の不定法・能動態・現在です。
potes は「<不定法>ができる」を意味する不規則動詞possum,posse の直説法・現在、2人称単数です。
necessitātēs は「必然(死)」を意味する第3変化名詞necessitās,-ātis f.の複数・対格です。
vincere は「打ち勝つ」を意味する第3変化動詞vincō,-ere の不定法・能動態・現在です。
「あなたは必然(死)から逃れることはできないが、打ち勝つことはできる」と訳せます。
セネカの『倫理書簡集』に見られる表現です(Ep.37.3)。

P.S.
続く箇所でセネカはウェルギリウスのFit via vī.(道は力によって生じる)を引用し、et hanc tibi viam dabit philosophia. (この道を哲学が君に与えるだろう」と言います。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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