ラテン語格言

Fortuna caeca est.

「フォルトゥーナ・カエカ・エスト」と読みます。
Fortūnaは「運命」または「運命の女神」を意味する第1変化名詞 fortūna,-ae f.の単数・主格です。
caecaは「盲目の」を意味する第1・第2変化形容詞 caecus,-a,-um の女性・単数・主格で、この文の補語になります。
「運命(の女神)は盲目である」と訳せます。

<補足>
ラテン語には「運命」を意味するもう一つの名詞があります。fātum,-ī n. という第2変化名詞です。
fortūna は不確実であるのに対し、fātumは不動であり、人間の祈りにも動かされることはないという点を抑えておくとよいでしょう。
例えば次の例文があります。
Dēsine fāta deum flectī spērāre precandō. Aen.6.376
(懇願することによって、神々の運命が変えられる(動かされる)ことを希望するな)
この文の「運命」はfātaです(fātum の複数)。

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