「アウデンドー・ウィルトゥース・クレスキト・タルダンドー・ティモル」と読みます。
audendō は audeō,-ēre(敢えて行う)の動名詞、単数・奪格の形で、「敢えて行うことによって」と訳します。
virtūsはvirtūs,-ūtis f.(勇気)の単数・主格です。
crescitはcrescō,-ere(成長する)の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
tardandō は「躊躇する」を意味する動詞 tardō,-āre の動名詞、単数・奪格の形で、「躊躇することによって」と訳します。
timor はtimor,-ōris m.(恐怖)の単数・主格です。動詞として前半の動詞 crescit を補って理解します。
「勇気は敢えて行うことによって成長し、恐怖は躊躇することによって成長する。」という意味になります。
プブリリウス・シュルスの言葉です。
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