ラテン語格言

Arbores serit diligens agricola, quarum aspiciet bacam ipse numquam.

「アルボレース・セリト・ディーリゲンス・アグリコラ・クゥァールム・アスピキエト・バーカム・イプセ・ヌンクゥァム」と読みます。
arborēs は「木」を意味する第3変化名詞arbor,-oris f. の複数・対格です。
serit は「植える」を意味する第3変化動詞 serō,-ere の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
dīligens は「注意深い、熱意ある」を意味する第3変化形容詞 dīligens,-entis の男性・単数・主格です。この文では副詞的に使われ、「熱心に」と訳せます。
agricola は「農夫」を意味する第1変化名詞 agricola,-ae m. の単数・主格です。
quārum は関係代名詞quī,quae,quodの女性・複数・属格です。先行詞はarborēsです。
aspiciet は「見る」を意味する第3変化動詞 aspiciō,-ere の直説法・能動態・未来、3人称単数です。
bācam は「(樹木の)実」を意味する第1変化名詞bāca,-ae f.の単数・対格です。
ipse は強意代名詞ipse,ipsa,ipsum の男性・単数・主格です。agricolaを指しています。
numquam は「けっして~ない」を意味する副詞です。
「農夫は熱心に木々を植える、その実を自分自身決して見ることのないところの(木々を)」と訳せます。
これはキケローの『トゥスクルム荘対談集』に見られる表現です(1.31)。

これには次の表現が続きます。
vir magnus lēgēs, institūta, rem pūblicam nōn seret?
偉大な人物は、法律や、制度、国家の種まきをしないだろうか。

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