語彙と文法
「アウローラ・ムーシース・アミーカ・エスト」と読みます。
Aurōraは「あけぼの(の女神)」を意味する第1変化名詞Aurōra,-ae f.の単数・主格です。
Mūsīsは「ムーサ(学問・芸術の女神)」を意味する第1変化名詞Mūsa,-ae f.の複数・与格です(「判断者の与格」)。
amīcaは「女友達」を意味する第1変化名詞amīca,-ae f.の単数・主格です(日本語にする際は単に「友」としてよい場合が多いです)。
estは不規則動詞sum,esse の直説法・現在、3人称単数です。
「あけぼの(の女神)はムーサら(ムーサの姉妹)にとって友である」と訳せます。
学問や芸術の活動にとって早朝は仕事がはかどる時間帯である、そこから「早起きは三文の得」と同じような意味で使われることわざです。