Vitate quaecumque vulgo placent.

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Seneca
セネカ

語彙と文法

「ウィーターテ・クゥァエクムクゥェ・ウルゴー・プラケント・クゥァエ・カースス・アットリブイト」と読みます。
vītāteは「避ける」を意味する第1変化動詞 vītō,-āre の命令法・能動態・現在、2人称複数です。
quaecumqueは不定関係代名詞 quicumque,quaecumque,quodcumqueの中性・複数・主格です。「~するものは何でも」という意味になります。英語のwhateverを思い出してよいでしょう。
vulgōは「大衆」を意味する第2変化名詞 vulgus,-ī m. の単数・与格です。placentがこの形を要求しています。
placentは「<与格>に喜びとなる、に喜ばれる」を意味する第2変化動詞 placeō,-ēre の直説法・能動態・現在、3人称複数です。
「大衆に喜ばれるものはなんであれ、避けよ」と訳せます。
セネカの『倫理書簡集』に見られる言葉です(Ep.8.3)。

セネカ哲学全集〈5〉倫理書簡集 I
兼利 琢也
4000926357

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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