ラテン語格言

Quis scit an adiciant hodiernae crastina summae tempora di superi?

2011年8月3日

「クゥィス・スキト・アン・アディキアント・ホディエルナエ・クラスティナ・スッマエ・テンポラ・ディー・スペリー」と読みます。
quis は疑問代名詞quis,quidの男性・単数・主格です。
scit は「知る」を意味する第四変化動詞 sciō,-īre の直接法・能動態・現在、3人称単数です。
an は「~かどうか」を意味する接続詞です。
adiciant は「加える」を意味する第3変化動詞 adiciō,-icere の接続法・能動態・現在、3人称複数です。
hodiernae は「今日の」を意味する第1・第2変化形容詞 hodiernus,-a,-um の女性・単数・与格です。summaeにかかります。
crastina は「明日の」を意味する第1・第2変化形容詞 crastinus,-a,-um の中性・複数・対格です。temporaにかかります。
summae は「合計、全体」を意味する第1変化名詞summa,-ae f. の単数・与格です。
tempora は「時」を意味する第3変化名詞 tempus,-poris n. の複数・対格です。
dī は「神」を意味する第2変化名詞 deus,-ī m. の複数・主格です。
superī は「天上の」を意味する第1・第2変化形容詞 superus,-a,-um の男性・複数・主格です。dīにかかります。
「誰が知ろう、天上の神々が今日の日の全体に明日の時を加えてくれるなど」と訳せます。
一寸先は闇。今日の日もまだ最後まで終わっていません。その全体(summa)が最後までもたらされるかどうかも不明です。まして、明日の時(crastina tempora)を授かるとは。
親鸞の「明日ありと思う心の徒桜、夜半に嵐の吹かぬものかは」を思い出します。
ラテン語はホラーティウスの言葉です。

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