Sine doctrina vita est quasi mortis imago.

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「シネ・ドクトリーナー・ウィータ・エスト・クゥァシー・モルティス・イマーゴー」と読みます。
sineは「~なしに」を意味する奪格支配の前置詞です。
doctrinaは「学問、学び」を意味する第1変化名詞、単数・奪格です。
vitaは「人生」を意味する第1変化名詞、単数・主格です。
quasiは「およそ」を意味する副詞(英語のalmost, nearly)です。
mortisは「死」を意味する第3変化名詞 morsの単数・属格です。
imagoは「像、似姿」を意味する第3変化名詞、単数・主格です。
学びがなければ人生は死の似姿のようなものである」と訳せます。
ディオニュシウス・カトーの言葉です(3.1)。
Vīta sine litterīs mors est.(学問なき人生は死である)と似た意味です。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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