「シネ・ドクトリーナー・ウィータ・エスト・クゥァシー・モルティス・イマーゴー」と読みます。
sineは「~なしに」を意味する奪格支配の前置詞です。
doctrinaは「学問、学び」を意味する第1変化名詞、単数・奪格です。
vitaは「人生」を意味する第1変化名詞、単数・主格です。
quasiは「およそ」を意味する副詞(英語のalmost, nearly)です。
mortisは「死」を意味する第3変化名詞 morsの単数・属格です。
imagoは「像、似姿」を意味する第3変化名詞、単数・主格です。
「学びがなければ人生は死の似姿のようなものである」と訳せます。
ディオニュシウス・カトーの言葉です(3.1)。
Vīta sine litterīs mors est.(学問なき人生は死である)と似た意味です。
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