「アマーレ・ユウェニー・フルクトゥス・エスト・クリーメン・セニー」と読みます。
amāreは「愛する」を意味する第1変化動詞amō,-āre の不定法・能動態・現在で、この文の主語です。
juvenī は「若者」を意味する第3変化名詞 juvenis,-is c. の単数・与格です。「若者にとって」と訳します(「判断者の与格」)。
fructusは「果実」を意味する第4変化男性名詞 fructus,-ūs m. の単数・主格で、この文の補語になります。
crīmenは「罪」を意味する第3変化中性名詞 crīmen,-minis n. の単数・主格で、これも文の補語になります。
senī は「老人」を意味する第3変化名詞senex,senis c. の単数・与格です。「老人にとって」と訳します(「判断者の与格」)。
「恋することは若者にとっては果実であり、老人にとっては罪である」と訳せます。
プブリリウス・シュルスの言葉です。
Minor Latin Poets, Volume I: Publilius Syrus. Elegies on Maecenas. Grattius. Calpurnius Siculus. Laus Pisonis. Einsiedeln Eclogues. Aetna (Loeb Classical Library)
Minor Latin Poets Aetna Calpurnius Siculus Publilius Syrus Laus Pisonis Grattius J. Wight Duff