In judicando criminosa est celeritas.

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「イン・ユーディカンドー・クリーミノーサ・エスト・ケレリタース」と読みます。
Inは「<奪格>において」を意味する前置詞です。
jūdicandō はjūdicō,-āre(裁く)の動名詞、奪格です。
crīminōsa は第1・第2変化形容詞crīminōsus,-a,-um(罪になる)の女性・単数・主格です。
est は不規則動詞sum,esse(である)の直説法・現在、3人称単数です。
celeritās はcleritās,-ātis f.(拙速)の単数・主格です。
「裁くことにおいて、拙速は罪である」と訳せます。
プブリリウス・シュルスの言葉です。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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