語彙と文法
「イニティウム・サピエンティアエ・ティモル・ドミニー」と読みます。
initium は「始まり」を意味する第2変化名詞initium,-ī n.の単数・主格です。
sapientiae は「知恵」を意味する第1変化名詞sapientia,-ae f. の単数・属格です。initium にかかります。
timor は「畏れ」を意味する第3変化名詞timor,-ōris m.の単数・主格です。
dominī は「主、主人」を意味する第2変化名詞 dominus,-ī m. の単数・属格です。timor にかかります。
「主の畏れ」とは「主を畏れること」を意味します。「目的語的属格」と呼ばれる用法です。
動詞の est が省略されています。
「知恵の始まりは主を畏れることである」と訳せます。
聖書の言葉です。
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