Nudum latro transmittit.

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Seneca
セネカ

語彙と文法

「ヌードゥム・ラトロー・トランスミッティト」と読みます。
nūdum は「裸の」を意味する第1・第2変化形容詞nūdus,-a,-umの男性・単数・対格です。
latrō は「追いはぎ」を意味する第3変化名詞、単数・主格です。
transmittit は「通り過ぎる」を意味する第3変化動詞 transmittō,-ere の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
「追いはぎは(latrō)裸の者を(nūdum)(無視して)通り過ぎる」が直訳です。
「裸の者は追いはぎも通り過ぎる」と訳してもよいです。
セネカの『倫理書簡集』に見られる言葉です(Ep.14.9)。

セネカ哲学全集〈5〉倫理書簡集 I
兼利 琢也
4000926357

Seneca

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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