「ウルベム・マルモレアム・レリンクゥォー・クゥァム・ラテリーキアム・アッケーピー」と読みます。
urbem は「都市、都」を意味する第3変化名詞 urbs,urbis f. の単数・対格です。
marmoream は「大理石の」を意味する第1・第2変化形容詞 marmoreus, -a, -um の女性・単数・対格です。
relinquō は「残す」を意味する第3変化動詞、直説法・能動態・現在です(このままの形で辞書に載っています)。
quam は関係代名詞 quī, quae, quod の女性・単数・対格です。先行詞は urbem です。
latericiam は「レンガ造りの」を意味する第1・第2変化形容詞 latericius, -a, -um の女性・単数・対格です。
accēpī は「受け取る」を意味する第3変化動詞 accipiō の直説法・能動態・完了、1人称単数です。
「私はレンガ造りの都として受け取った都(ローマ)を大理石ででてきた都として残す」と訳せます。
スエートーニウスがアウグストゥスの言葉として紹介しています。
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