Tranquillas etiam naufragus horret aquas.

  • URLをコピーしました!

「トランクゥィッラース・エティアム・ナウフラグス・ホッレト・アクゥァース」と読みます。
tranquillasは「静かな」を意味する第1・第2変化形容詞、女性・複数・対格です。
etiamは「~さえ」を意味する副詞です。
naufragusは「難破した者」を意味する第2変化男性名詞、単数・主格です。
horretは「脅える」を意味する第2変化動詞horreoの直説法・能動態・現在、3人称単数です。
aquasは「水、海」を意味する第1変化女性名詞、複数・対格です。
「難破した者は静かな海さえ脅える」と訳せます。
「羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」と似た意味です。
オウィディウスの『黒海からの手紙』に見られる表現です(Ov.Pont.2.7.8)。

悲しみの歌・黒海からの手紙 (西洋古典叢書)
オウィディウス 木村 健治
4876981132

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー『神々の本性について』(岩波書店)、ネポース『英雄伝』(講談社学術文庫)、プラウトゥス『カシナ』、テレンティウス『兄弟』、ルクレ―ティウス『事物の本性について』(いずれも京都大学学術出版会)。単著に『ローマ人の名言88』(牧野出版)、『しっかり学ぶ初級ラテン語』、『しっかり身につくラテン語トレーニングブック』、『ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」』(いずれもベレ出版)、『お山の幼稚園で育つ』(世界思想社)。

目次