「アモーリー・フィーネム・テンプス・ノーン・アニムス・ファキト」と読みます。
amori は「愛」を意味する第3変化名詞 amor,-ōris m. の単数・与格です。
fīnem は「終わり、端」を意味する第3変化名詞 fīnis,-is c. の単数・対格です。c.はcommon(もしくはcommunis)の省略語で、男性名詞としても女性名詞としても用いられるということです。
tempus は「時、時間」を意味する第3変化名詞 tempus,-poris n. の単数・主格です。
この文において、nōn は animus を否定しています。「animus ではなく tempus が~」となります。
animus は「心、精神」を意味する第2変化名詞animus,-ī m.の単数・主格です。
facit は「作る、なす」を意味する第3変化動詞 faciō,-ere の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
直訳すると「心ではなく時が愛に終わりを作る」となります。
プブリリウス・シュルスの言葉です。
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