Vivamus, mea Lesbia, atque amemus.

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「ウィーウァームス・メア・レスビア・アトクウェ・アメームス」と読みます。
vīvāmusはvīvō,-ere(生きる)の接続法・能動態・現在、1人称複数です。「意志」の用法です。
meaは1人称単数の所有形容詞meus,-a,-um(私の)の女性・単数・呼格です。Lesbiaにかかります。
LesbiaはLesbia,-ae f.(レスビア)の単数・呼格です。レスビアは女性の名前です。
atqueは「そして」。vīvāmusとamēmusをつなぎます。
amēmusはamō,-āre(愛する)の接続法・能動態・現在、1人称複数です。これも「意志」の用法です。
「生きよう、私のレスビア、そして愛し合おう」と訳せます。
ローマの恋愛詩人カトゥッルスの表現です。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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