ラテン語格言

Cras te victurum, cras dicis.

2018年10月12日

「クラース・テー・ウィクトゥールム・クラース・ディーキス」と読みます。
crāsは「明日」を意味する副詞です。
tēは2人称単数の人称代名詞、対格です。
victūrum は「生きる」を意味する第3変化動詞 vīvō,-ereの未来分詞、男性・単数・対格です。省略されたesse(sumの不定法・現在)とともに、不定法・能動態・未来を作ります。この文では意味上の主語が対格 tē(tūの対格)で表されています。
dīcis は「言う」を意味する第3変化動詞 dīcō,-ere の直説法・能動態・現在、2人称単数です。
「君は明日生きるだろう、明日は(生きるだろう)と言う」と訳せます。
「明日生きるだろう」とは、「『生きる』のは(今日でなく)明日にするつもり」ということ。覚悟を決めて生きるのは明日に「先延ばしにする」という意味で理解するとよいでしょう。
マルティアーリスの詩にみられる表現です。>>「明日はどこに?」

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