ラテン語格言

Memoria minuitur nisi eam exerceas.

「メモリア・ミヌイトゥル・ニシ・エアム・エクセルケアース」と読みます。
memoriaは「記憶、記憶力」を意味する第1変化名詞、単数・主格です。
minuiturは「小さくする、損なう」を意味する第3変化動詞 minuo,-ereの直説法・受動態・現在、3人称単数です。受動態ですが、日本語に直す場合、「衰える」と訳して構いません。
nisiは「もし~でなければ」を意味する接続詞です。
eamは指示代名詞 is,ea,id(それ、その)の女性・単数・対格です。memoriaの単数・対格 memoriamを指しています。
exerceasは「鍛える」を意味する第2変化動詞 exerceo,-ereの接続法・能動態・現在、2人称単数です。
nisi + 接続法・現在の組み合わせは「観念的条件文」を作ります。
「記憶力はそれを鍛えなければ衰える」と訳せます。
キケローの『老年について』に見られる表現です(Cic.Sen.21)。

老年について (岩波文庫)
キケロー 中務 哲郎
4003361121

-ラテン語格言
-

© 2020 山下太郎 Powered by AFFINGER5