「アウロー・クゥァエクゥェ・ヤーヌア・パンディトゥル」と読みます。
aurōは「黄金」を意味する第2変化中性名詞aurum,-ī n.の単数・奪格です。
quaequeは「めいめいの、各々の」を意味する不定形容詞quisque,quaeque,quodqueの女性・単数・主格です。jānuaにかかります。
jānuaは「門、玄関」を意味する第1変化女性名詞jānua,-ae f.の単数・主格です。
panditurは「開く」を意味する第3変化動詞pandō,-ereの直説法・受動態・現在、3人称単数です。
「各々の門は黄金によって開かれる」と訳せます。「黄金の力があればどんな門も開くことができる」という意味です。「地獄の沙汰も金次第」という言葉を思い出します。
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