語彙と文法
「ヒンク・ルーケム・エト・ポークラ・サクラ」と読みます。
hincは「ここから」を意味する副詞です。
lūcemは「光」を意味する第3変化名詞 lux,lūcis f.(m.)の単数・対格です。f.(m.)は基本的に女性名詞として使われ、ときに男性名詞として使われることもあるという意味です。
etは「そして」。2つの名詞 lūcemとpōculaをつなぎます。
pōculaは「杯」を意味する第2変化名詞 pōculum,-i n.の複数・対格です。
sacraは「神聖な」を意味する第1・第2変化形容詞 sacer,-cra,-crumの中性・複数・対格です。pōculaにかかります。
「ここから光と神聖な杯を」と訳せます。動詞が省略されています。かりに「汝らは手にするであろう」という意味を補うなら、accipiētisです(accipiōの直説法・能動態・未来、2人称複数)。
ケンブリッジ大学の校訓です。