Splendet tremulo sub lumine pontus.

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「スプレンデト・トレムロー・スブ・ルーミネ・ポントゥス」と読みます。
splendetは「輝く」を意味する第2変化動詞splendeō,-ēre の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
tremulōは「震える、揺らめく」を意味する第1・第2変化形容詞tremulus,-a,-umの中性・単数・奪格です。
subは「~の下で」を意味する奪格支配の前置詞です。
lūmineは「光」を意味する第3変化名詞lūmen,-minis n. の単数・奪格です。
pontusは「大海」を意味する第2変化名詞pontus,-ī m. の単数・主格です。
「大海は揺らめく光の下で輝いている」と訳せます。
ウェルギリウスの『アエネーイス』に見られる表現です(Aen.7.9 )。

アエネーイス
ウェルギリウス Publius Vergilius Maro
4794809557

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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