「ドーネク・エリス・フェーリクス・ムルトース・ヌメラービス・アミーコース・テンポラ・シー・フエリント・ヌービラ・ソールス・エリス」と読みます。
dōnecは「~する間、~する限り」を意味する接続詞です。
erisは「~である」を意味する不規則動詞sum,esse の直説法・未来、2人称単数です。
felixは「幸福な」を意味する第3変化形容詞felix,-īcisの男性・単数・主格です。
multōsは「多くの」を意味する第1・第2変化形容詞multus,-a,-umの男性・複数・対格です。
numerābisは「数える」を意味する第1変化動詞numerō,-āre の直説法・能動態・未来、2人称単数です。
amīcōs は「友人」を意味する第2変化名詞amīcus,-ī m.の複数・対格です。
temporaは「時」を意味する第3変化名詞tempus,-poris n. の複数・主格です。
sī は「もしも」を意味する接続詞です。
fuerintは「~である」を意味する不規則動詞sum,esse の直説法・未来完了、3人称複数です。
nūbila は「雲に覆われた」を意味する第1・第2変化形容詞nūbilus,-a,-um の中性・複数・主格です。
sōlus は「一人の」を意味する代名詞的形容詞sōlus,-a,-umの男性・単数・主格です。
「あなたが幸福である間は、多くの友人を数えることができるだろう。もし時が雲に覆われる時、あなたは1人になるだろう」と訳せます。
オウィディウスの『悲しみの歌』に見られる表現です(Ov.Tr.1.9.5)。
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