Pecuniae imperare oportet, non servire.

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「ペクーニアエ・インペラーレ・オポルテト・ノーン・セルウィーレ」と読みます。
pecuniaeは金銭を意味する第1変化名詞pecuniaの単数・与格です。
imperareは「<与格>を支配する」を意味する第1変化動詞imperoの不定法・能動態・現在です。
oportetは「~しなければならない」を意味する第2変化の非人称動詞、直説法・能動態・現在、3人称単数です。不定法を取ります。
servireは「<与格>に従う」を意味する第4変化動詞servioの不定法・能動態・現在です。
「金銭には命令すべきであり、従うべきではない」と訳せます。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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