ラテン語格言

Historia est testis temporum, lux veritatis, vita memoriae, magistra vitae, nuntia vetustatis.

2014年3月28日

「ヒストリア・エスト・テスティス・テンポールム・ルークス・ウェーリターティス・ウィータ・メモリアエ・マギストラ・ウィータエ・ヌンティア・ウェトゥスターティス」と読みます。
historiaは「歴史」を意味する第1変化名詞、単数・主格です。
testisは「証人」を意味する第3変化名詞、単数・主格です。
temporumは複数で「時代」を意味する第3変化名詞 tempus(複数・主格はtempora)の複数・属格です。
luxは「光」を意味する第3変化名詞、単数・主格です。
veritatisは「真実」を意味する第3変化名詞veritasの単数・属格です。
vitaは「命、生命」を意味する第1変化名詞、単数・主格です。
memoriaeは「記憶、思い出」を意味する第1変化名詞memoriaの単数・属格です。
magistraは「(女)教師」を意味する第1変化名詞、単数・主格です。男性・単数・主格のmagisterでなくmagistraが選ばれる理由は、主語のhistoriaが女性名詞だからです。
vitaeは「人生」を意味する第1変化名詞vitaの単数・属格です。
nuntiaは「使者」を意味するnuntiusの女性形です(第1変化名詞、単数・主格)。
vetustatisは「老年、古い伝承」を意味する第3変化名詞 vetustasの単数・属格です。
「歴史は時代の証人、真実の光、思い出の生命、人生の教師、古い伝承の使者である」と訳せます。
キケローの『弁論家について』に見られる表現です(2.36)。

弁論家について〈上〉 (岩波文庫)
キケロー Cicero
4003361148

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