「イグノーランティア・レーギス・ネーミネム・エクスクーサト」と読みます。
ignōrantiaは「無知、不知」を意味する第1変化名詞ignōrantia,-ae f.の単数・主格です。
lēgisは「法、法律」を意味する第3変化名詞lex,lēgis f.の単数・属格です。Ignōrantiaにかかります。「目的語的属格」とみなします。
nēminemは「誰も~ない」(英語のnobodyに相当)を意味するnēmō の対格です。
excūsatは「許す」を意味するexcūsō,-āre の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
「法の不知は誰も許さない」と訳せます。
Ignorantia legis neminem excusat.
2014年3月26日