Ex alieno periculo sapiens se corrigit et emendat.

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「エクス・アリエーノー・ペリークロー・サピエンス・セー・コッリギト・エト・エーメンダト」と読みます。
ex は「~から」を意味する前置詞で、奪格を取ります。
aliēnō は「他の、他人の」を意味する第1・第2変化形容詞 aliēnus,-a,-um の中性・単数・奪格です。perīculō にかかります。
perīculō は「危険、試み」を意味する第2変化中性名詞、単数・奪格です。
sapiens は「賢人」を意味する第3変化名詞sapiens,-entis m.の単数・主格です。
sē は3人称の再帰代名詞、単数・対格です。
corrigit は「正す」を意味する第3変化動詞corrigō,-ere の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
ēmendat は「修正する、改善する」を意味する第1変化動詞ēmendō,-ere の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
「賢人は、他人の試みから己を正し、改善する」と訳せます。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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