Bibe et ede, ut bene vivas. Non vivas, ut tantum edas et bibas.

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「ビベ・エト・エデ・ウト・ベネ・ウィーウァース・ノーン・ウィーウァース・ウト・タントゥム・エダース・エト・ビバース」と読みます。
bibe は「飲む」を意味する第3変化動詞 bibō,-ere の命令法・能動態・現在、2人称単数です。
ede は「食べる」を意味する第3変化動詞 edō,-ere の命令法・能動態・現在、2人称単数です。
ut は接続法とともに目的文を導き、「~するために」を意味します。
bene は「よく」(英語の well)を意味する副詞です。
vīvās は「生きる」を意味する第3変化動詞 vīvō,-ere の接続法・能動態・現在、2人称単数です。
前半は、「あなたはよく生きるために飲み、食べよ」となります。
Nōnは「~でない」。vīvāsを否定します。
vīvāsは「生きる」を意味する第3変化動詞 vīvō,-ere の接続法・能動態・現在、2人称単数です。
utは接続法とともに目的文を導き、「~するために」を意味します。
tantum は「~だけ」(英語の only)を意味します。
edāsはedō,-ere(食べる)の接続法・能動態・現在、2人称単数です。
etは「そして」。edāsとbibāsをつなぎます。
bibās はbibō,-ere の接続法・能動態・現在、2人称単数です。
後半は「あなたは単に食べて飲むだけのために生きるな」となります。
「よく生きるために食べて飲め。食べて飲むためだけに生きるな」と訳せます。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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