「キュンティア・プリーマ・フイト・キュンティア・フィーニス・エリト」と読みます。
Cynthia はCynthia,-ae f.(キュンティア)の単数・主格です。詩人プロペルティウスが愛した女性の名前です(ただし本名ではありません)。前半と後半の主語となります。
prīma は「最初の」を意味する第1・第2変化形容詞prīmus,-a,-umの女性・単数・主格です。
fuit は、不規則動詞 sum,esse(である)の直説法・完了、3人称単数です。
fīnis は「終わり」を意味する第3変化名詞fīnis,-is m.の単数・主格です。文の補語です。
erit は 不規則動詞sum,esse(である)の直説法・未来、3人称単数です。
「キュンティアが最初(の女)であった。キュンティアが最後(の女)になるだろう」という意味です。
プロペルティウス、『詩集』に見られる表現です(1.12.20)。
目次
コメント