「サト・ケレリテル・フィエリー・クィドクィド・フィーアト・サティス・ベネ」と読みます。
sat と satis は「十分に」を意味する副詞です。
celeriter は「早く」を意味する副詞です。
fieri は「つくる」を意味する動詞 facio の受動の形 fio(なる)の不定法です。
quidquid は 「・・・するものはなんであれ」を意味する不定関係代名詞 quisquis の中性・単数・主格です。
fiat は「なる」を意味する不規則動詞 fio の接続法・能動相・現在、三人称単数です。
bene は「よく、うまく、立派に」を意味する副詞です。
「じゅうぶん立派にできるものは何であれ、十分早くできあがる(と言える)」と訳せます。
「立派に出来れば十分早い」と意訳できます。
スエトニウス、ローマ皇帝伝でアウグストゥスのモットーの一つとして紹介される言葉です。
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