Sero venientibus ossa

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語彙と文法

「セーロー・ウェニエンティブス・オッサ」と読みます。
sērōは「遅く」を意味する副詞です。venientibusにかかります。
venientibusは「来る」を意味する第4変化動詞veniō,-īre の現在分詞、男性・複数・与格です。
名詞的に用いられ(「形容詞の名詞的用法」)、「来る者には」を意味します。
ossaは「骨」を意味する第3変化中性名詞 os,ossis n.の複数・主格です。文の主語です。
文の動詞suntが省略されています。
suntは不規則動詞sum,esse(ある)の直説法・現在、3人称複数です。
直訳は「遅れて来た者には骨(がある)」となります。
骨があるとは骨しかないという意味です。パーティーで肉の料理を皆が食べ尽くし、後には骨しか残っていない情景を想像すればよいでしょう。
「遅れて来た者には利益がない」という意味です。

平たくいえば「早い者勝ち」という意味ですね。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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