「イプサ・クィデム・プレティウム・ウィルトゥース・シビ」と読みます。
ipsa はvirtūs にかかる強意形容詞ipse,-a,-umの女性・単数・主格です。
quidem は「まったく、たしかに」を意味する副詞です。
pretium は「ほうび、報酬」を意味する第2変化名詞pretium,-ī n.の単数・主格です。
virtūs は「徳、勇気」を意味する第3変化名詞virtūs,-ūtis f.の単数・主格です。
sibi は再帰代名詞suī(自分)の女性・単数・与格です。
「たしかに徳はそれ自身が自らへの褒美である」と訳せます。
オウィディウスの言葉です。
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