Ipsa quidem pretium virtus sibi.

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オウィディウス

「イプサ・クィデム・プレティウム・ウィルトゥース・シビ」と読みます。
ipsa はvirtūs にかかる強意形容詞ipse,-a,-umの女性・単数・主格です。
quidem は「まったく、たしかに」を意味する副詞です。
pretium は「ほうび、報酬」を意味する第2変化名詞pretium,-ī n.の単数・主格です。
virtūs は「徳、勇気」を意味する第3変化名詞virtūs,-ūtis f.の単数・主格です。
sibi は再帰代名詞suī(自分)の女性・単数・与格です。
「たしかに徳はそれ自身が自らへの褒美である」と訳せます。
オウィディウスの言葉です。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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