Concullus non facit monachum.

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語彙と文法

「コンクッルス・ノーン・ファキト・モナクム」と読みます。
concullusは第2変化名詞concullus,-ī m.(<マントについている>ずきん)の単数・主格です。
nōnは「~でない」を意味する否定辞で、facitを否定します。
facitはfaciō,-ere(作る)を意味する第3B変化動詞の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
monachumは第2変化名詞monachus,-ī m.(修道士)の単数・対格です。
「ずきんは修道士を作らない」と訳せます。

類似表現

表題と似た表現に、Barba nōn facit philosophum.(髭は哲学者を作らない)があります。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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