「第1・第2変化形容詞」の検索結果
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訳と解説
Hectora quis nosset, si felix Troja fuisset?
語彙と文法 「ヘクトラ・クゥィス・ノッセト・シー・フェーリクス・トロイヤ・フイッセト」と読みます。 Hectora はトロイヤ最大の英雄ヘクトル(Hector,-oris m.)の単数・対格で、nosset の目的語です。 quis は疑問代名詞 quis,quid (誰が、何が)の男... -
ラテン語格言
Sanabimur, si separemur modo a coetu.
語彙と文法 「サーナービムル・シー・セーパレームル・モド・アー・コエートゥー」と読みます。sānābimur は、「健康、健全にする」を意味する第1変化動詞 sānō,-āre の直説法・受動態・未来・1人称・複数です。「我々は健康にされるだろう」という意味か... -
ラテン語格言
Per aspera ad astra.
語彙と文法 「ペル・アスペラ・アド・アストラ」と発音します。perは前置詞で、「<対格>を通って」を意味します。aspera は、「困難な」を意味する第1・第2変化形容詞 asper,-era,-erum の中性・複数・対格です。ここでは名詞的に用いられ(「形容詞の名詞... -
訳と解説
ユウェナーリスの警告(パンとサーカスと)
「パンとサーカス」という言葉を耳にすることがあります。 ローマの風刺詩人ユウェナーリスの言葉を基にしたものです。 この言葉を含む前後関係を紹介します。 ... iam prīdem, ex quō suffrāgia nullī uendimus, effūdit cūrās; nam quī dabat ōlim imper... -
訳と解説
天界の音楽の模倣(「スキーピオーの夢」より)
キケローの「スキーピオーの夢」の中で、天界の音楽への言及がなされます。該当箇所(Cic.Rep.6.18)の和訳、語釈、逐語訳を紹介します。 quod doctī hominēs nervīs imitātī atque cantibus, aperuērunt sibi reditum in hunc locum, sīcut aliī quī prae... -
訳と解説
ルクレーティウス第2巻冒頭四行解説
ルクレーティウス第2巻冒頭四行は有名です。 逐語訳と一字一句の解説を行います。 Suāve, marī magnō turbantibus aequora ventīs ē terrā magnum alterius spectāre labōrem; Suāve: 第3変化形容詞suāvis,-e(快い)の中性・単数・主格。文の補語。動詞e... -
ラテン語格言
Amor omnibus idem.
語彙と文法 「アモル・オムニブス・イーデム」と発音します。amorは第3変化名詞amor,-ōris m.の単数・主格です。omnibus は「すべての」を意味する第3変化形容詞omnis,-e の中性・複数・与格です。この文の場合「すべての(生物)にとって」と解釈できます... -
ラテン語格言
Stabat mater dolorosa.
表題はカトリック教会の聖歌の歌詞の一部です。māterはイエスの母マリアを指します。 語彙と文法 「スターバト・マーテル・ドローローサ」と読みます。stābatは「立つ」を意味する第1変化動詞stō,-āre の直説法・能動態・未完了過去、3人称単数です。「立... -
ラテン語入門のQ&A
Q. 完了か現在か?
Q. 三人称単数の能動態で、現在と完了が同じ形のものはどのように見分けているのでしょうか。 例)contendit A. 単語だけを見ると区別がつきません。 文脈で見て判断できる場合があります(常にそうとは限りません。そこが悩ましい所です)。カエサルの『...