「第1・第2変化形容詞」の検索結果
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ラテン語入門
第1・第2変化形容詞
【ラテン語の第1・第2変化形容詞】 第1・第2変化形容詞のとらえ方 ラテン語の形容詞は、今から見る第1・第2変化形容詞と第3変化形容詞の2つの種類があります。「第1・第2変化形容詞」は妙な名称だと感じるかもしれません。慣れると当たり前のように感じま... -
ラテン語入門
比較
形容詞の比較級 「比較」とは文字通りAとBを比較する表現です。「AはBより長い」といいたい時、ラテン語では「長い」に当たる第1・第2変化形容詞longusを比較級longiorに直して用います。 Nīlus longior est quam Rhēnus. Nīlus longior est Rhēnō. Nīlus,... -
ラテン語格言
Supra Lunam sunt aeterna omnia.
語彙と文法 「スプラー・ルーナム・スント・アエテルナ・オムニア」と読みます。suprā: <対格>の上はLūnam: 第1変化名詞Lūna,-ae f.(月)の単数・対格です。sunt: 不規則動詞sum(である)の直説法・現在、3人称複数。主語はomniaです。aeterna: 第... -
訳と解説
歌ってくれと頼まれても応じない歌い手の話:ホラーティウス
【歌い手の悪徳の話:ホラーティウス】 『ギリシア・ローマ名言集』に「うたいて」と題する次の一文が載っています(マクロンは私がつけたものです)。 omnibus hoc vitium est cantōribus, inter amīcōsut numquam indūcant animum cantāre rogantī,inius... -
訳と解説
犬の字が鼻の穴から響いている:ペルシウス
『ギリシャ・ローマ名言集』(ローマの部13番)に「いぬのじ」と題して次のラテン語と日本語訳が紹介されています。 sonat hic de nare canina littera. ペルシウス『風刺詩』第一番109ほれ、そう言うかたそばから、犬の字が鼻の穴から響いているではない... -
ラテン語格言
Salus populi suprema lex esto.
Cicero 語彙と文法 「サルース・ポプリー・スプレーマ・レクス・エストー」と読みます。Salūsは第4変化名詞salūs,-ūtis f.(安全)の単数・主格です。populīは第2変化名詞populus,-ī m.(国民)の単数・属格です。Salūsにかかります。suprēmaは第1・第2変... -
ラテン語格言
Amicitiae nostrae memoriam spero sempiternam fore.
Cicero 語彙と文法 「アミーキティアエ・ノストラエ・メモリアム・スペーロー・センピテルナム・フォレ」と読みます。Amīcitiaeは第1変化名詞amīcitia,-ae f.(友情)の単数・属格です。nostraeは1人称複数の所有形容詞noster,-tra,-trumの女性・単数・属... -
訳と解説
暇のある老年にとって大切なものとは?キケローの答え
キケロー『老年について』における大カトーのセリフ Sī vērō habet aliquod tamquam pābulum studī atque doctrīnae, nihil est ōtiōsā senectūte iūcundius. まことに、研究や学問という糧のようなものが幾らかでもあれば、暇のある老年ほど喜ばしいもの... -
訳と解説
早い死がアキレウスを奪った:ホラティウス『詩集』2.16より
表題は『ギリシア・ローマ名言集』(ローマの部11番)に収められています。ホラーティウスの『詩集』(2.16.29)に見られる言葉です。次の二行(29-30)をご覧ください。一字一句分析して読んでみましょう。 abstulit clārum cita mors Achillem,longa Tīt...