オウィディウス– tag –
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ラテン語格言
Nec quae praeteriit iterum revocabitur unda, nec quae praeteriit hora redire potest.
「ネク・クゥァエ・プラエテリイト・イテルム・レウォカービトゥル・ウンダ・ネク・クゥァエ・プラエテリイト・ホーラ・レディーレ・ポテスト」と読みます。 Nec A nec Bの構文です。AもBもその内容が否定されます。 quae はundaを先行詞とする関係代名詞... -
ラテン語格言
Pauperis est numerare pecus. 家畜を数えるのは貧乏人の性分
「パウペリス・エスト・ヌメラーレ・ペクス」と読みます。pauperisは「貧しい」を意味する第3変化形容詞 pauper,-eris の男性・単数・属格です。この文では「貧乏人」を意味する名詞として使われています。また、この属格は述語的に使われています。numerā... -
ラテン語格言
Lacrimae pondera vocis habent.
「ラクリマエ・ポンデラ・ウォーキス・ハベント」と読みます。lacrimaeは「涙」を意味する第1変化名詞 lacrimaの複数・主格です。ponderaは「重さ」を意味する第3変化名詞pondus,-eris n. の複数・対格です。vōcisは「声」を意味する第3変化名詞vox,vōcis ... -
ラテン語格言
Ignoti nulla cupido.
語彙と文法 「イグノーティー・ヌッラ・クピードー」と読みます。ignōtīは「知られていない、未知の」を意味する第1・第2変化形容詞 ignōtus,-a,-umの中性・単数・属格です。この文では名詞的に用いられています。この属格は「目的語的属格」で「未知のも... -
ラテン語格言
Nil homini certum est. 諸行無常
語彙と文法 「ニール・ホミニー・ケルトゥム・エスト」と読みます。nīlはnihilの別形で「無」を意味する不変化名詞、中性・単数・主格です。hominīは「人間」を意味する第3変化名詞homō,-minis c. の単数・与格です。certumは「確実な」を意味する第1・第2... -
ラテン語格言
Nullis amor est sanabilis herbis.
「ヌッリース・アモル・エスト・サーナービリス・ヘルビース」と読みます。 nullis は「いかなるものも・・・ない」という意味の代名詞的形容詞 nullus の女性・複数・奪格です。herbis にかかります。手段の奪格ととり、「いかなる薬草によっても・・・な... -
ラテン語格言
Tranquillas etiam naufragus horret aquas.
「トランクゥィッラース・エティアム・ナウフラグス・ホッレト・アクゥァース」と読みます。 tranquillasは「静かな」を意味する第1・第2変化形容詞 tranquillus,-a,-umの女性・複数・対格です。aquasにかかります。 etiamは「~さえ」を意味します。この... -
ラテン語格言
Spectatum veniunt, veniunt spectentur ut ipsae.
語彙と文法 「スペクタートゥム・ウェニウント・ウェニウント・スペクテントゥル・ウト・イプサエ」と読みます。spectātumは「見る」を意味する第1変化動詞spectō,-āre の目的分詞(スピーヌム)です(spectōの完了分詞、中性・単数・対格)。「見るために... -
ラテン語格言
Materiam superabat opus.
オウィディウス 語彙と文法 「マーテリアム・スペラーバト・オプス」と読みます。māteriamは「材料、素材」を意味する第1変化名詞māteria,-ae f. の単数・対格です。superābatの目的語です。superābatは「勝る、凌駕する」という意味の第1変化動詞 superō,...