キケロー– tag –
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ラテン語格言
Populi Romani est propria libertas.
「ポプリー・ローマーニー・エスト・プロプリア・リーベルタース」と読みます。populīは「国民」を意味する第2変化名詞 populus,-ī m. の単数・属格です。Rōmānī は「ローマの」を意味する第1・第2変化形容詞 Rōmānus,-a,-um の男性・単数・属格で、populī... -
ラテン語格言
Oculi pictura tenentur, aures cantibus.
語彙と文法 「オクリー・ピクトゥーラー・テネントゥル・アウレース・カンティブス」と読みます。 全体の構文は、「oculīは pictūra によって teneō される。aurēs は cantus によって(teneō される)」となります。 Oculī は第2変化名詞 oculus,-ī m.(... -
ラテン語格言
Non cani nec rugae repente auctoritatem arripere possunt.
「ノーン・カーニー・ネク・ルーガエ・レペンテ・アウクトリターテム・アッリペレ」と読みます。cani は「白髪」を意味します。男性・複数・主格です。形容詞 canus, -a, -um (白い、灰色の)の名詞化です。Non A nec B の構文で、「A も B も・・・ない... -
ラテン語格言
Nisi in bonis amicitia esse non potest.
「ニシ・イン・ボニース・アミーキティア・エッセ・ノーン・ポテスト」と読みます。nisi=except, bonis=good people, amicitia=friendship, esse=to be善人の間においてのみ、友情は成立する。(キケロー)「善人以外の人間のあいだに友情は存在しえない」... -
ラテン語格言
Nihil difficile amanti.
「ニヒル・ディッフィケレ・アマンティー」と読みます。nihil は英語でいえばnothing にあたる不変化名詞です。この文の主語になっています(中性・単数・主格)。補語が「困難な」を意味する第3変化形容詞 difficilis,-e の中性・単数・主格です。動詞 es... -
ラテン語格言
Legum omnes servi sumus ut liberi esse possimus.
語彙と文法 「レーグム・オムネース・セルウィー・スムス・ウト・リーベリー・エッセ・ポッシームス」と読みます。lēgum は「法律」を意味する第3変化名詞 lex,lēgis f. の複数・属格です。servī にかかります。「すべて」を意味する第3変化形容詞 omnēs... -
ラテン語格言
Justitia sine prudentia multum poterit; sine justitia nihil valebit prudentia.
「ユスティティア・シネ・プルーデンティアー・ムルトゥム・ポテリト・シネ・ユスティティアー・ニヒル・ウァレービト・プルーデンティア」と読みます。Justitiaは「正義」を意味する第1変化名詞 justitia,-ae f.の単数・主格です。sineは「<奪格>なしに... -
ラテン語格言
Jucunda memoria est praeteritorum malorum.
「ユークンダ・メモリア・エスト・プラエテリトールム・マロールム」と読みます。jūcunda は「楽しい」を意味する第1・第2変化形容詞 jūcundus, -a, -um の女性・単数・主格です。memoria は「思い出」を意味する第1変化名詞memoria,-ae f.の単数・主格で... -
西洋古典
人生を演じきる:キケロー『老年について』
キケローは人生を劇に例え、ある場面の役者は自分の役を演じきったら、劇の最後まで残っていてはいけないといいます。この世に於ける自分の役はなになのか?何を演じきることが自分の務めなのか。日頃なかなか立ち止まって考える余裕はありませんが、折を...