キケロー– tag –
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西洋古典
Ipse dixit. 子曰(しのたまわく):キケロー
Ipse dixit. を直訳すると「彼自身がそう言った」となります。キケローの『神々の本性について』に見られる言葉です。 この文の主語は、ピュータゴラース派の師、ピュータゴラ-スその人を指します。この学派の人間は議論の論拠を求められると、きまってこ... -
西洋古典
哲学とは精神を耕すこと:キケロー
Cultura animi philosophia est. 哲学とは精神を耕すこと キケローの『トゥスクルム荘対談集』2.13 に見られる言葉です。 文頭の Cultura は英語の culture の語源です。cultus は「耕す」という意味の動詞 colo からできた名詞で、「耕作、耕すこと」が原... -
西洋古典
ニール・アドミーラーリー(不動心):ホラーティウス
ホラーティウスの詩句を紹介します。 nil admirari prope res est una, Numici,solaque quae possit facere et servare beatum.何事にも心を動かさないということが、ヌミーキウスよ、人を幸福にし、幸福に保つことのできるただひとつの道だ。(ホラーティ... -
ラテン語格言
Quando denique nihil ages?
Cicero 「クァンドー・デーニクゥェ・ニヒル・アゲース」と読みます。quandō は「いつ」を意味する疑問副詞です。dēnique は「結局、要するに」を意味する副詞です。「無」を意味する nihil は代名詞的形容詞 nihil の中性・単数・対格です。agēs は「行う... -
ラテン語格言
Otii fructus est non contentio animi, sed relaxatio. 閑暇の実り:キケロー
Cicero 語彙と文法 「オーティイー・フルクトゥス・エスト・ノーン・コンテンティオー・アニミー・セド・レラクサーティオー」と読みます。ōtiī は「閑暇」を意味する第2変化名詞 ōtium,-ī n. の単数・属格です。fructus は「果実」を意味する第4変化名詞f... -
ラテン語格言
Tempus est quaedam pars aeternitatis. 時間は永遠の一部である
語彙と文法 「テンプス・エスト・クゥァエダム・パルス・アエテルニターティス」と読みます。tempusは「時間」を意味する第3変化中性名詞tempusの単数・主格です。quaedamは「或る」を意味する不定形容詞quidam,quaedam,quoddamの女性・単数・主格です。pa... -
ラテン語格言
Suum cuique pulchrum est.
語彙と文法 「スウム・クィークゥェ・プルクルム・エスト」と読みます。suum は3人称の所有形容詞suus,-a,-umの中性・単数・主格で、「自分のものは」を表します。cuīque は「各々」を意味する不定代名詞 quisque,quaeque,quidque の単数・男性・与格です... -
ラテン語格言
Studium semper adsit, cunctatio absit.
「ストゥディウム・センペル・アドシト・クンクターティオー・アブシト」と読みます。studium は「情熱、熱意」を意味する第二変化名詞(中性)です。semper は「常に、いつも」を意味する副詞です。adsit は「ある、存在する」を意味する不規則変化動詞 a... -
ラテン語格言
Sapiens nihil opinatur, numquam irascitur.
「サピエンス・ニヒル・オピーナートゥル・ヌンクゥァム・イーラスキトゥル」と読みます。Sapiens は「賢者」を意味する第3変化名詞sapiens,-entis c.の男性・単数・主格です。nihil は「無」を意味する代名詞的形容詞で、中性・単数・対格です。opīnātur ...