語彙と文法
「イグノーランティア・ノーン・エクスクーサト」と読みます。
ignōrantiaは「無知」を意味する第1変化名詞 ignōrantia,-ae f.の単数・主格です。
nōnは「~でない」を意味します。
excūsatは「弁護する」を意味する第1変化動詞 excūsō,-āreの直説法・能動態・現在、3人称単数です。
「無知は弁護しない」と訳せます。「知らないという言い訳は通用しない」という意味です。
Ignorantia non excusat.について
英語の訳はIgnorance of the law is no excuse.となるようです。ignōrantiaは英語のignorance、excusōはexcuseの語源です。
法律の世界では「法の不知はこれを許さず」と訳すようです。