Ita vita. 人生かくのごとし

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C'est la vie

語彙と文法

「イタ・ウィータ」と読みます。
itaは「このように、そのように」を意味する副詞です。
vītaは「人生」を意味する第1変化名詞vīta,-ae f.の単数・主格です。
動詞としてestを補います。
「このように(ita)人生は(vīta)ある(est)」というのが直訳で、「人生かくのごとし」、「人生はそういうものだ」等意訳できます。
フランス語のC’est la vie.と似ているように思われます。
発音すると語呂が良いことに気づきます。

フランス語のvieの語源はラテン語のvītaです。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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