「ウェルブム・サト・サピエンティー」と読みます。
verbumは「言葉」を意味する第2変化中性名詞 verbumの単数・主格です(verbum,-i n.)。
satは「十分」を意味する不変化名詞、中性・単数・主格です。
sapientiは「賢者」を意味する第3変化名詞 sapiensの単数・与格です。「判断者の与格」です。
「賢者には一言が十分」と訳せます(日本語としては「が」を「で」にしたほうが自然ですが、あえて直訳調にしておきます)。
プラウトゥスの Dictum sapienti sat est.と同じ趣旨の言葉です。
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