In oculis animus habitat. 

  • URLをコピーしました!

語彙と文法

「イン・オクリース・アニムス・ハビタト」と読みます。
oculīsは「目」を意味する第2変化名詞oculus,-ī m. の複数・奪格です。
animusは「心」を意味する第2変化名詞animus,-ī m.の単数・主格です。
habitatは「住む」を意味する第1変化動詞 habitō,-āre の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
目に心は宿る」と訳せます。
大プリーニウスの言葉です(Plin.11.37.54)。

日本語の「目は口程に物を言う」ということわざを思い出します。

文献案内

Natural History: A Selection (Penguin Classics)
Gaius Plinius Secundus (Pliny the Elder) John F. Healey
0140444130

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

目次