ラテン語入門– category –
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ラテン語入門
直説法・能動態・未来
未来・直説法・能動態 英語の未来形は助動詞willと動詞の原形を組み合わせますが、ラテン語の未来は、動詞の語尾が活用して未来時称を表します。 未来の作り方 第1、第2変化動詞は、現在幹(不定法から-reを取った形)に-bō, -bis, -bit, -bimus, -bitis, ... -
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直説法・能動態・未完了過去
直説法・能動態・未完了過去 未完了過去は、動作が過去において継続されていた、ないしは反復されていた事実を表します。英語の過去進行形と重なります。「~していた」、「~であった」、「~しつつあった」、「~するところであった」と訳せます。 規則... -
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再帰代名詞
再帰代名詞 1人称、2人称の再帰代名詞 一つの文の中で主語と同じものを指すことを再帰と呼びます。1人称、2人称は人称代名詞から補います。 Mē laudō.私は自分自身をほめる。 Tē laudās. あなたはあなた自身をほめる。 Nōbīs crēdimus. 我々は自分自身を信... -
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第1・第2変化形容詞
ラテン語の第1・第2変化形容詞 第1・第2変化形容詞のとらえ方 ラテン語の形容詞は、今から見る第1・第2変化形容詞と第3変化形容詞の2つの種類があります。「第1・第2変化形容詞」は妙な名称だと感じるかもしれません。慣れると当たり前のように感じますが... -
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ラテン語の第5変化名詞
第5変化名詞 diēs(m.日)の変化 diēs(日)は男性名詞ですが、それ以外はすべて女性名詞です。 単数複数主格diēsdiēs呼格diēsdiēs属格diēīdiērum与格diēīdiēbus対格diemdiēs奪格diēdiēbus 発音の仕方は、単数から順に、「ディエース・ディエース・ディエ... -
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ラテン語の第4変化名詞
第4変化名詞 ラテン語の第4変化名詞のほとんどは、単数・主格が-usで終わる男性名詞です。単数・属格は-ūsで終わります。 第4変化名詞 fructus,-ūs m. (果実)の変化 単数複数主格(呼格)fructusfructūs属格fructūsfructuum与格fructuī (fructū)fructi... -
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Q. ラテン語を学ぶって?
高校生の方からラテン語に関して次のようなメールをいただきました。 「ラテン語格言集」の117、118を読みました。scientia と science の発音のつながりはあるのですか。スペルからは語源というのは想像がつくのですが。」 少し大き目の英和辞典で scienc... -
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『しっかり学ぶ初級ラテン語』の感想
しっかり学ぶ初級ラテン語 (Basic Language Learning Series) 山下 太郎 ベレ出版 Amazonで詳細を見る 会社員の方からメッセージを頂きました(2015年7月10日)。教科書を書いてよかったと心から思いました。 43歳の会社員です。昨年、ふと「ラテン語を勉... -
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Q. deus のeu は二重母音ですか?
A. 見かけはそうですが二重母音ではありません。音節に区切ると de-us となり2音節です(二重母音ならdeus のまま1音節)。この音節の区切り方はラテン語の名詞について学ぶとよくわかります。例えばdeusが単数・属格になると de-ī、単数・与格はde-ō、単...