愛– tag –
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Odi et amo. われ憎み、かつ愛す:カトゥルス
語彙と文法 「オーディー・エト・アモー」と読みます。ōdīは「憎む」を意味する不完全動詞 ōdī,ōdisseの直説法・能動態・完了、1人称単数です。amōは「愛す」を意味する第1変化動詞 amō,-āreの直説法・能動態・現在、1人称単数です。etは「そして」を意味... -
Fides facit fidem. 信頼が信頼を生む
ラテン語の語順は自由なので、Fides fidem facit. としても同じ意味になります。 主語は Fidēs 、fidem が目的語、facit が動詞です。いわゆるSVOの構文になっています。 同じ構文の格言として、Amor gignit amōrem. (愛が愛を生む)という表現もあります... -
Te ustus amem.
「テー・ウストゥス・アメム」と読みます。tē は人称代名詞2人称単数、対格です。「あなたを」と訳せます。ustus は「焼く、燃やす」を意味する第3変化動詞 ūrō,-ere の完了分詞、男性・単数・主格です。この文の主語(省略されたego)を説明する言葉にな... -
Amor omnia vincit.
語彙と文法 「アモル・オムニア・ウィンキト」と読みます。Amorはamor,-ōris m.(愛、恋、<大文字で>愛の神)の単数・主格です。文の主語です。omniaは第3変化形容詞omnis,-e(すべての)の中性・複数・対格です。名詞的に用いられ(「形容詞の名詞的用... -
Cras amet, qui numquam amavit; quique amavit, cras amet.
語彙と文法 「クラース・アメト・クゥィー・ヌンクゥァム・アマーウィト・クゥィークゥェ・アマーウィト・クラース・アメト」と読みます。crās は「明日」を意味する副詞です。amet は「愛する」を意味する第1変化動詞 amō,-āre の接続法・能動態・現在、3... -
Amor omnibus idem.
語彙と文法 「アモル・オムニブス・イーデム」と発音します。amorは第3変化名詞amor,-ōris m.の単数・主格です。omnibus は「すべての」を意味する第3変化形容詞omnis,-e の中性・複数・与格です。この文の場合「すべての(生物)にとって」と解釈できます... -
Tacitum vivit sub pectore vulnus.
「タキトゥム・ウィーウィト・スブ・ペクトレ・ウルヌス」と読みます。 「静かな、沈黙している」を意味する tacitum は vulnus にかかる第1・第2変化形容詞 tacitus,-a,-um の単数・中性・主格です。 vīvit は「生きる」を意味する第3変化動詞 vīvō,-ere ... -
Amor musicam docet, musica docet amorem.
「アモル・ムーシカム・ドケト・ムーシカ・ドケト・アモーレム」と読みます。 amorはamor,-ōris m.(愛)の単数・主格。前半の文の主語です。 mūsicamはmūsica,-ae f.(音楽)の単数・対格。docetの目的語です。 docetはdoceō,-ēre(教える)の直説法・能... -
Si vis amari, ama.
セネカ 語彙と文法 「シー・ウィース・アマーリー・アマー」と読みます。sī は英語の if に相当する仮定を表す接続詞です。「もし~なら」。vīs は「<不定法>を望む」を意味する不規則動詞 volō,velle の直説法・能動態・現在、2人称単数です。amārī は...