テレンティウス– tag –
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Hinc illae lacrimae.
「ヒンク・イッラエ・ラクリマエ」と読みます。 hinc は「ここから」を意味する副詞です。 lacrimae は「涙」を意味する第1変化名詞 lacrima,-ae f. の複数・主格で、この文の主語です。 動詞は erant(不規則動詞sum,esse の直説法・未完了過去、3人称複... -
Alieno more vivendum est mihi.
「アリエーノー・モーレ・ウィーウェンドゥム・エスト・ミヒ」と読みます。 Aliēnōは第1・第2変化形容詞aliēnus,-a,-um(別の、他人の)の男性・単数・奪格。mōreにかかる。 mōreはmōs,mōris m.(方法、仕方)の単数・奪格(「手段の奪格」)。 vivendum ... -
Facile omnes, cum valemus, recta consilia aegrotis damus.
「ファキレ・オムネース・クム・ウァレームス・レクタ・コンシリア・アエグローターティース・ダムス」と読みます。 facile は「容易に」を意味する副詞です。 omnēsは「すべての」を意味する第3変化形容詞 omnis,-eの男性・複数・主格です。これは、valēm... -
Amantium irae amoris integratio.
「アマンティウム・イーラエ・アモーリス・インテグラーティオー」と読みます。 amantium は「愛する」を意味する第1変化動詞 amō,-āre の現在分詞、複数・属格です。現在分詞の名詞的用法で、「恋する者」を意味します。 īrae は「怒り、喧嘩」を意味する... -
Amantes amentes.
「アマンテース・アーメンテース」と読みます。 amantēsは「愛する」を意味する第1変化動詞 amō,-āre の現在分詞・男性・複数・主格の名詞化したもの(=「愛する者は」)です。 厳密にいえば amantēsは女性・複数・主格の可能性もありますが、「愛する者... -
Homo sum. Humani nil a me alienum puto.
「ホモー・スム。フーマーニー・ニール・アー・メー・アリエーヌム・プトー」と読みます。 homō は「人間」を意味する第3変化名詞homō,hominis c.の単数・主格です。c.はcommon genderの略語で男性名詞としても、女性名詞としても用いられることを意味しま... -
テレンティウス『兄弟』(解説)
主題と劇の展開 テレンティウスの『兄弟』は、父親のあるべき姿、教育の本質的問題を正面から取り扱った知的な喜劇とみなされる。若い息子の恋愛問題に対して父親は厳格な態度で処すべきか、それとも、子の自主性を重んじて寛大な態度で臨むのがよいのか。... -
「老年は気むずかしいか」
キケローは『老年について』の中で、老人が気むずかしいという意見について反対意見を述べています。 65節. At sunt morosi et anxii et iracundi et difficiles senes. Si quaerimus, etiam avari; sed haec morum vitia sunt, non senectutis. だが老人... -
代名詞の例文
代名詞の例文を集めました(結構あります)。代名詞の概要をつかんだら、あとは数多く例文に当たるとよいでしょう。 hīs amor ūnus erat pariterque in bella ruēbant.二人はいつも心を一つにし、いつもそろって戦場に突き進んだ。 hīsは指示代名詞hic,hae... -
直説法・能動態・未完了過去の例文
Flumina nectaris ibant. 「フルーミナ・ネクタリス・イーバント」と読みます。 fluminaは「川」を意味する第3変化名詞flumenの複数・主格です。 nectarisは「ネクタル(神酒)」を意味する第3変化名詞nectarの単数・属格です。 ibantは「行く、流れる」を...
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