セネカ– tag –
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Qui dedit beneficium taceat, narret qui accepit.
「クゥィー・デディト・ベネフィキウム・タケアト・ナッレト・クゥィー・アッケーピト」と読みます。quī は関係代名詞で、男性・単数・主格です。先行詞(指示代名詞の主格:ille等)は省略されています。dedit は「与える」を意味する不規則変化動詞 dō,d... -
Nemo patriam quia magna est amat, sed quia sua.
「ネーモー・パトリアム・クィア・マグナ・エスト・アマト・セド・クィア・スア」と読みます。nēmō は英語の nobody に対応します。変化は次の通りです。 主nēmō 属 nullīus 与 nēminī 対 nēminem 奪 nullō 属格と奪格はnullusから補っています。patria... -
Fortuna opes auferre potest, non animum.
「フォルトゥーナ・オペース・アウフェッレ・ポテスト・ノーン・アニムム」と読みます。 Fortūnaは第1変化名詞fortūna,-ae f.(運命)の単数・主格で、文の主語になります。 opēs は第3変化名詞ops,opis f.(力、<複数>資力、財産)の複数・対格です。こ... -
Per aspera ad astra.
語彙と文法 「ペル・アスペラ・アド・アストラ」と発音します。perは前置詞で、「<対格>を通って」を意味します。aspera は、「困難な」を意味する第1・第2変化形容詞 asper,-era,-erum の中性・複数・対格です。ここでは名詞的に用いられ(「形容詞の名詞... -
Temeritas sub titulo fortitudinis latet.
「テメリタース・スブ・ティトゥロー・フォルティトゥーディニス・ラテト」と読みます。Temeritāsは第3変化名詞temeritās,-ātis,f.(偶然、無謀、向こう見ず)の単数・主格で文の主語です。subは「<奪格>の下で」を意味する前置詞です。 titulōは、第2変... -
Danda est animis remissio.
「ダンダ・エスト・アニミース・レミッシオー」と読みます。Dandaは不規則動詞dō,dare(与える)の動形容詞、女性・単数・主格です。remissiōと性・数・格が一致します。次のestとともに動形容詞の人称表現を作ります。estは不規則動詞sum,esseの直説法・... -
Calamitas virtutis occasio est.
語彙と文法 「カラミタース・ウィルトゥーティス・オッカーシオー・エスト」と読みます。 calamitās は「災難」を意味する第3変化名詞 calamitās,-ātis f. の単数・主格です。この文の主語です。 virtūtis は、同じく第3変化名詞 virtūs,-ūtis f.「勇気」... -
Vitate quaecumque vulgo placent.
セネカ 語彙と文法 「ウィーターテ・クゥァエクムクゥェ・ウルゴー・プラケント・クゥァエ・カースス・アットリブイト」と読みます。vītāteは「避ける」を意味する第1変化動詞 vītō,-āre の命令法・能動態・現在、2人称複数です。quaecumqueは不定関係代名... -
Mors omnibus instat.
語彙と文法 「モルス・オムニブス・インスタト」と読みます。morsは「死」を意味する第3変化名詞mors,mortis f.の単数・主格で、この文の主語です。omnibusは「すべて」を意味する第3変化形容詞omnis,-eの男性・複数・与格です。この文では名詞的に扱われ...