「第1・第2変化形容詞」の検索結果
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ラテン語格言
Amor omnibus idem.
語彙と文法 「アモル・オムニブス・イーデム」と発音します。amorは第3変化名詞amor,-ōris m.の単数・主格です。omnibus は「すべての」を意味する第3変化形容詞omnis,-e の中性・複数・与格です。この文の場合「すべての(生物)にとって」と解釈できます... -
ラテン語格言
Stabat mater dolorosa.
表題はカトリック教会の聖歌の歌詞の一部です。māterはイエスの母マリアを指します。 語彙と文法 「スターバト・マーテル・ドローローサ」と読みます。stābatは「立つ」を意味する第1変化動詞stō,-āre の直説法・能動態・未完了過去、3人称単数です。「立... -
ラテン語入門のQ&A
Q. 完了か現在か?
Q. 三人称単数の能動態で、現在と完了が同じ形のものはどのように見分けているのでしょうか。 例)contendit A. 単語だけを見ると区別がつきません。 文脈で見て判断できる場合があります(常にそうとは限りません。そこが悩ましい所です)。カエサルの『... -
ラテン語格言
Sunt geminae somni portae.
「スント・ゲミナエ・ソムニー・ポルタエ」と読みます。 suntは不規則動詞sum,esse(ある)の直説法・現在、3人称複数です。 geminaeは「一対の、二つの」を意味する第1・第2変化形容詞geminus,-a,-umの女性・複数・主格です。portaeにかかります。 somnī ... -
ラテン語格言
Ignoratio futurorum malorum utilior est quam scientia.
「イグノーラーティオー・フトゥーロールム・マロールム・ウーティリオル・エスト・クゥァム・スキエンティア」と読みます。 Ignōrātiōはignōrātiō,-ōnis f.(無知)の単数・主格で、文の主語です。ignōrantiaと同じ意味です。 futūrōrumは第1・第2変化形... -
訳と解説
「農耕賛歌」冒頭を読む
ウェルギリウス『農耕詩』第2巻458以下は「農耕賛歌」と呼ばれます。 Ō fortūnātōs nimium, sua sī bona nōrint, agricolās! quibus ipsa procul discordibus armīs fundit humō facilem uictum iustissima tellus. 460 <語釈> Ō: 「おお、ああ」。感嘆... -
ラテン語入門
Q. 形容詞の名詞的用法とは?
形容詞の名詞的用法 文字通り形容詞を名詞として扱う用法です。慣れないうちは面食らいますが、実際のラテン語を読むとあまりに頻出するので、そのうち疑問に思う気持ちがかげをひそめます。 例を挙げましょう。 Bonī amant bonum. 善人は善を愛す。 文頭... -
ラテン語格言
Nihil sub sole novum.
語彙と文法 「ニヒル・スブ・ソーレ・ノウム」と読みます。nihil は「無」を意味する中性・単数の不変化名詞、主格です。この文では主語になります。対応するnovumは「新しい」を意味する第1・第2変化形容詞novus,-a,-um の中性・単数です(性・数・格が一... -
訳と解説
Est res publica res populi.
語彙と文法 「エスト・レース・プーブリカ・レース・ポプリー」と読みます。estは不規則動詞sum,esse(である)の直説法・現在、3人称単数です。rēsは「もの、こと」を意味する第5変化名詞rēs,reī f.の単数・主格です。文の主語です。pūblicaは第1・第2変...