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Hannibal erat ad portas.
「ハンニバル・エラト・アド・ポルタース」と読みます。主語は Hannibal でローマを脅かしたカルタゴの武将の名前です。細かいことですが、Hannibal,-alis m.の単数・属格の母音aは「短い」です。erat は sum (いる、ある)の直説法・能動態・未完了過去... -
Animus nec cum adest nec cum discedit, apparet.
「アニムス・ネク・クム・アデスト・ネク・クム・ディスケーディト・アッパーレト」と読みます。 Animus はanimus,-ī m.(魂)の単数・主格です。 necは「~でない」を意味します。nec A nec Bで「AでなくBでもない」を表します。 cum は「~とき」を意味... -
Stellarum globi terrae magnitudinem facile vincebant.
語彙と文法 「ステッラールム・グロビー・テッラエ・マグニトゥーディネム・ファキレ・ウィンケーバント」と読みます。stellārumは第1変化名詞stella,-ae f.(星)の複数・属格です。globīにかかります。globīは第2変化名詞globus,-ī m.(球体)の複数・主... -
「心を入れ替えよ」(キケロー『ピリッピカ』1.35より)
Cicero キケローは『ピリッピカ』の中で宿敵アントーニウスに向かって一種の最後通告のようなセリフを浴びせます。 Quārē flecte tē, quaesō, et māiōrēs tuōs respice atque ita gubernā rem pūblicam, ut nātum esse tē cīvēs tuī gaudeant, sine quō ne... -
O tempora! O mores!
「オー・テンポラ・オー・モーレース」と読みます。 Ō は英語の Oh と同じく感嘆、詠嘆を表す間投詞です。 tempora は「時」を意味する第3変化名詞 tempus,-poris n. の複数・対格です。複数の場合、「時代」という意味が生まれます。この対格は「感嘆の対... -
直説法・能動態・過去完了の例文
過去完了は、完了幹にsumの未完了過去を加えて作ります。 Themistocles omnium civium perceperat nomina. 「テミストクレース・オムニウム・キーウィウム・ペルケーペラト・ノーミナ」と読みます。 omniumは「すべての」を意味する第3変化形容詞omnisの男... -
Est pabulum animorum contemplatio naturae.
語彙と文法 「エスト・パーブルム・アニモールム・コンテンプラーティオー・ナートゥーラエ」と読みます。Estは不規則動詞sum,esse(ある)の直説法・現在、3人称単数です。pābulum は「食料、栄養」を意味する第2変化名詞pābulum,-ī n. の単数・主格です... -
Est enim amicus qui est tamquam alter idem.
「エスト・エニム・アミークス・クィー・エスト・タムクァム・アルテル・イーデム」と読みます。amīcus は「友」を意味する第2変化名詞amīcus,-ī m.の単数・主格で、この文の主語です。補語にあたるのは、quī の省略された先行詞です。amīcusは主語で、補... -
Esse oportet ut vivas, non vivere ut edas.
Cicero 語彙と文法 「エッセ・オポルテト・ウト・ウィーウァース・ノーン・ウィーウェレ・ウト・エダース」と読みます。esse はsum の不定法・現在ではなく、「食べる」を意味する edō,esse の不定法・能動態・現在です。oportet は「~すべきである」を意...