Jucundi acti labores.

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「ユークンディー・アクティー・ラボーレース」と読みます。
jūcundīは「楽しい、心地よい」を意味する第1・第2変化形容詞jūcundus,-a,-um の男性・複数・主格です。
actī はagō,-ere(なす、行う)の完了分詞、男性・複数・主格で、labōrēs にかかります(属性的用法)。
labōrēs は「労働、苦労」を意味する第3変化名詞labor,-bōris m. の複数・主格で、この文の主語です。
動詞suntが省かれています。
「なされた(=終わった)仕事は心地よい」と訳せます。
「仕事はなされると(=終えると)心地よい」と訳すことも可能です。この場合、actīを「述語的用法」ととらえることになります。
キケローの『善と悪の究極について』に見られる言葉です(Cic.Fin.2.105)。

キケロー選集〈10〉哲学III―善と悪の究極について
キケロー Marcus Tullius Cicero

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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