ルクレーティウス– tag –
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ラテン語格言
Mors omnibus instat.
語彙と文法 「モルス・オムニブス・インスタト」と読みます。morsは「死」を意味する第3変化名詞mors,mortis f.の単数・主格で、この文の主語です。omnibusは「すべて」を意味する第3変化形容詞omnis,-eの男性・複数・与格です。この文では名詞的に扱われ... -
訳と解説
ルクレーティウス第2巻冒頭四行解説
ルクレーティウス第2巻冒頭四行は有名です。 逐語訳と一字一句の解説を行います。 Suāve, marī magnō turbantibus aequora ventīs ē terrā magnum alterius spectāre labōrem; Suāve: 第3変化形容詞suāvis,-e(快い)の中性・単数・主格。文の補語。動詞e... -
ラテン語格言
Deus ille fuit qui princeps vitae rationem invenit.
「デウス・イッレ・フイト・クゥィー・プリンケプス・ウィータエ・ラティオーネム・インウェーニト」と読みます。 deus はdeus,deī m.(神)の単数・主格です。文の補語です。 ille は指示代名詞ille,illa,illud(あれ、それ)の男性・単数・主格です。文... -
ラテン語格言
Felix qui potuit rerum cognoscere causas.
語彙と文法 「フェーリクス・クゥィー・ポトゥイット・レールム・コグノスケレ・カウサース」と読みます。Fēlixは第3変化形容詞fēlix,-īcis(幸福な)の男性・単数・主格です。文の補語です。動詞est(sumの直説法・現在、3人称単数)が省略されています。... -
ラテン語格言
Ex nihilo nihil fit.
「エクス・ニヒロー・ニヒル・フィト」と読みます。 Ex は「<奪格>から」を意味する前置詞です。 nihilō は「無」を意味する第2変化中性名詞nihilum,-ī n. の単数・奪格です。 fit は「生じる」を意味する不規則動詞 fīō,fierī の直説法・能動態・現在、... -
ラテン語格言
O miseras hominum mentes, o pectora caeca!
「オー・ミセラース・ホミヌム・メンテース・オー・ペクトラ・カエカ」と読みます。 Ō は感嘆詞です。 miserās は「惨めな」を意味する第1・第2変化形容詞 miser,-sera,-serum の女性・複数・対格です。 hominum は「人間」を意味する第3変化名詞 homō,hom... -
ラテン語格言
Ferre omnes omnia possent.
Lucretius 語彙と文法 「フェッレ・オムネース・オムニア・ポッセント」と読みます。ferreは不規則動詞 ferō,ferre(生む)の不定法・能動態・現在です。omnēsは第3変化形容詞 omnis,-e(すべての)の男性・複数・主格です。omniaは第3変化形容詞 omnis,-e... -
ラテン語格言
Tantum religio potuit suadere malorum.
「タントゥム・レリギオー・ポトゥイト・スアーデーレ・マロールム」と読みます。 tantumは「これだけ多くのもの(量)」を意味する第2変化名詞 tantum,-i n.の単数・対格です。suadereの目的語です。 religioは「宗教、迷信」を意味する第3変化名詞 relig... -
西洋古典
愛は遠ざけるべし
ヘーローとレアンドロスの悲劇について、ウェルギリウスは『農耕詩』第3巻258-263で次のように言及しています。 「恐ろしい愛に身を焦がす、かの若者を想え。彼は真暗な夜更けに、嵐が吹き荒れ波立ち騒ぐ海峡を泳ぎ渡る。彼の頭上には天の巨大な門が雷鳴を...