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Carmina Paulus emit, recitat sua carmina Paulus.
nam quod emas possis iure vocare tuum.
パウルスは詩を買う。パウルスはその詩を自分の詩として朗読する。
自分で買うものは、自分のものと正当に呼ぶことができるから。(2.20)

<語彙>
carminaは「詩」を意味する第3変化名詞carmen の複数・対格。
emitは「買う」を意味する第3変化動詞emoの直説法・能動態・現在、3人称単数。
recitatは「朗読する」を意味する第1変化動詞recitoの直説法・能動態・現在、3人称単数。
suaは「自分の」を意味する3人称の所有形容詞suus,-a,-umの中性・複数・対格。
nam は「というのも」を意味する接続詞。
quod は関係代名詞の中性・単数・対格。先行詞としてcarmenを補う。
emas はemoの直説法・能動態・現在、2人称単数。
possisは「~できる」を意味する不規則動詞possum の接続法・能動態・現在、2人称単数。
iure は「正当に」を意味する副詞。
vocareは「呼ぶ」を意味する第1変化動詞voco の不定法・能動態・現在。
tuumは2人称単数の所有形容詞tuus,-a,-umの中性・単数・対格。この文では目的格補語。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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